今回は、着実に箱根駅伝にフィットしてきている新鋭チームである東京国際大学のご紹介です。



【東京国際大学】

前回大会:総合17位(往路16位)
2018箱根予選会:6位
2018全日本大学駅伝:地区選考会敗退(地区選考会14位)

2011年に創部し、2016年大会で初めて箱根駅伝出場を果たした新勢力の東京国際大。過去2大会はともに総合17位とシード圏への壁は厚かったですが、今年の駅伝シーズンはチームの成長を感じさせるものとなっています。
箱根予選会では、これまで駅伝シーズンではあまり結果を出せていなかったモグスが個人12位でゴール。さらに相沢が個人20位、伊藤が個人32位の好走を見せたこともあり、予選突破ラインから5分以上早いタイムで6位。これまでよりも余裕のある予選会突破を見せました。
6人いる箱根経験者を中心に、最後までシード権争いを繰り広げる走りが出来るかが注目ポイントです。

それでは東京国際大学の主なメンバーを見ていきましょう
(※事前にピックアップした選手の中から、本大会エントリー入りした選手を掲載しています)
判断基準に関しましてはこちらの記事を参照してください。
箱根駅伝・各大学のメンバー選考情報 ~概要~



東京国際_内定_1
東京国際_内定_2

山下り6区で結果を出している河野は、山で苦戦しがちな若いチームには貴重な存在です。
堤、浦馬場は最後の年の箱根デビューを目指してこの秋にアピールしています。
続いて3年生。箱根を経験している真船、伊藤、相沢はそれぞれ主力としてさらに成長を見せています。この3人がどれだけ勝負できるかもシード権争いを左右するでしょう。
箱根予選会で留学生エースの力を見せたモグス。2区で勝負するか他の重要区間でジョーカーとなるか、その起用法にも注目が集まります。
山瀬は箱根初出走を目指すして、予選会・記録会共にアピールを見せています。

東京国際_内定_3
東京国際_内定_4

同じく佐藤も箱根初出走を目指して記録会でアピールを見せています。
渡邊は前回大会でオールドルーキーとして7区7位の走りで経験の豊富さを大いに見せました。今年は重要区間の起用もあるかもしれません。
同じく1年生で箱根を走った佐伯は、さらにロードの経験を積んで成長した走りを見せたいところです。
他には、箱根予選会出走メンバーの加藤、記録会で好調な1年の芳賀などが続きます。


東京国際大学は以上となります。
次は今年度予選会7位の大東文化大学を予定しています。