香川丸亀国際ハーフマラソンほどではないですが、神奈川マラソンのハーフ部門も強化の場として出場する大学が多い大会です。



【神奈川マラソン(ハーフマラソンの部)】

日時:2019年02月03日(日)
会場(スタート地点):国道357号線・日清オイリオ横浜磯子事業場前
主な参加大学:関東の主要大学

 <主な記録>
(※基本的に66分台までの選手を掲載。ただし好タイムの選手が多い大学は65分台までの場合もあり)
PB:自己ベスト(※確認出来た範囲で記載)

東海大
 64:31 河野遥伎(3年)
 64:34 中嶋貴哉(1年)

 65:11 鈴木雄太(2年)
 65:24 羽田智哉(3年)
 65:35 鈴木恒介(2年)
青山学院大
 63:53 吉田祐也(3年) PB<19箱根・補欠>
 64:01 飯田貴之(1年)
<19箱根・8区>
 64:41 新号健志(1年)
 64:44 永井拓真(3年)
 PB
 65:29 渡辺大地(1年)
 65:40 湯原慶吾(1年)<19箱根・補欠>
 65:46 能島翼(1年) PB

 66:07 竹石尚人(3年)<19箱根・5区>

 65:21 山田滉介(4年)

東海大は、64分台をマークした河野、中嶋が期待が持てます。
青山学院大は復調してきた
吉田祐が自己ベストを更新。ここからさらにタイムを縮めて香川丸亀で好タイムを出したエース2人を追いかけていきたいところです。一方、箱根で内容が奮わなかった竹石は66分台。都道府県駅伝の内容は悪くなかったのですが、ハーフの距離ではまだ調子が上がらないのでしょうか。
東洋大はこの大会も未出場。2月の後半に行われる青梅マラソン、犬山ハーフ、鹿島祐徳ロードレースなどの大会に出場予定です。

駒澤大
 66:15 大坪桂一郎(3年)<19箱根・補欠>
 66:16 久綱一輝(1年)
 PB(初レース)
 66:18 新矢連士(1年) PB(初レース)
 66:28 若林大輝(2年)
法政大
 63:40 坪井慧(3年) PB<19箱根・6区>
 64:56 岡原仁志(3年)<19箱根・4区>
 65:04 増田蒼馬(3年)<19箱根・補欠>
 65:15 鎌田航生(1年) PB<19箱根・8区>
 65:29 久納碧(1年)
 65:39 糟谷勇輝(2年)
 66:20 佐々木虎一朗(3年)
 66:24 鈴木快(2年)

駒澤大は1年生2人が初レースで66分台。今年1年間の成長に期待です。
そして、成果が大きかったのが法政大。坪井が自己ベストを2分以上更新。スタミナ面はチームでもトップクラスとなり、来季エース格となるポテンシャルを見せました。他にも、箱根ではエントリー外となった
久納や糟谷も65分台をマークし、さらに総合力の底上げが行われています。

中央大
 64:48 三須健乃介(2年)<19箱根・3区>
 65:12 岩佐快斗(3年)
<19箱根・補欠>
 66:32 大森太楽(2年)
明治大
 65:15 長倉奨美(2年) PB
国士舘大
 65:11 小早川寛人(1年) PB(初レース)<19箱根・補欠>
 66:33 加藤直人(2年)
 PB<19箱根・10区>
城西大
 65:16 中原佑仁(3年)<19箱根・9区>
山梨学院大
 66:06 轟木太郎(2年) PB
 66:21 安藤主税(2年) PB
上武大
 66:55 小川圭斗(1年) PB(初レース)

中央大は
三須や岩佐が良い内容で、3月にかけて勢いをつけています。この1年で底上げが求められている国士舘大、山梨学院大、上武大は、それぞれ1・2年生が初レースや自己ベストを出しています。

麗澤大
 65:01 難波天(2年) PB
 65:38 水野優希(2年)<18箱根予選会出場>
 66:41 杉保滉太(2年)<18箱根予選会出場>
 66:48 国川恭朗(3年)<19箱根・4区(※学連チーム)>
専修大
 65:14 横山佑羽(1年) PB
 66:08 辻海里(2年)
 PB
 66:21 大石亮(2年) PB
 66:36 茅野雅博(2年) PB
創価大
 65:46 嶋津雄大(1年) PB
筑波大
 66:17 藤田黎士(3年)<18箱根予選会出場>

続いて、来季の箱根駅伝出場を狙う大学です。麗澤大は前回の予選会未出場の難波が自己ベストで64分台が見える位置に。国川は箱根の疲れが残っているのかまだ調子がいまひとつのようです。
専修大も期待の1年横山
佑が自己ベストで64分台が見える位置に。他にも66分台の自己ベストを出した2年生3人も、3月にかけてさらにタイムを縮めていきたいところです。

その他の大学(関東以外も含む)】 ※67分台まで掲載
 64:23 古林潤也(防衛大学校・4年) PB<19箱根・6区(※学連チーム)>
 64:36 國司寛人(名古屋大・博士1年<7年目>) PB ※東海地方
 65:04 関口大樹(関東学院大・3年) PB<19箱根・補欠(※学連チーム)>
 65:59 安達駿(関東学院大・3年)
 66:03 荒川将輝(関東学院大・3年)
 66:26 小野元也(関東学院大・3年)<18箱根予選会出場>
 66:57 山田拓磨(関東学院大・2年)
 67:44 寺本大希(関東学院大・2年)<18箱根予選会出場>
 67:45 永瀬孝(桜美林大・2年)<19箱根・補欠(※学連チーム)>
 67:53 雨宮大地(明治学院大・3年)<18箱根予選会出場>
 67:56 森陽向(東京経済大・2年)

箱根の山下りで好走を見せた防衛大の
古林が最後の冬に64分台をマーク。
関東以外では名大の博士課程の大学院生・國司が大学歴代2位のタイム。残念ながら去年の全日本大学駅伝で4回目の出走を果たしたため、次回の出場資格がないのが惜しいです。
そして、関東学院大の選手が箱根の学連チーム入りした関口を筆頭に65~67分台をマークした選手が多く出ました。前回の予選会では上武大と大きなタイム差があったので注目チームに入れていませんでしたが、この調子なら3月の結果次第では注目チームに加わるかもしれません。