2021年1月02日~03日にかけて東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が開催されます。ここでは、その参加チームについて、選手のエントリー情報やこの秋のパフォーマンス、区間情報などについてご紹介してまいります。

【駒澤大学】

 <更新情報>
12/29:「各区間の情報」に区間エントリー情報を反映しました。

 <各項目へのリンク>

 エントリー選手
 (本大会にエントリー登録された16名の選手情報)

 この秋のチーム内好タイム
 (この秋のトラック競技やロードレースの好タイムをリストアップ)

 各区間の情報
 (1~10区の各区間の候補選手について、直近5大会での最速LAPタイム)
 <詳細>
 1~4区(往路の平地) 5~6区(山のエリア) 7~10区(復路の平地)

※各区間の候補選手については、過去の傾向などをもとにした管理人の予想も含まれています。参考資料として見て頂ければと思います。

全チームエントリー選手リスト
https://www.kgrr.org/event/2020/kgrr/97hakone/team%20entry.pdf



【駒澤大学】

 主力~レギュラー候補選手一覧

 前回大会の成績:総合8位



 <本大会エントリー選手>
※各記録は、注釈がないものは2019年9月以降の記録です 

 田澤廉(2年) 20全日本:8区1位  20箱根:3区3位
 61分25秒(21.4km)/27分46秒09/13分37秒28
現役学生トップレベルに位置する駒澤大のエース。今季もその強さにさらに磨きをかけ、全日本インカレでは留学生と激闘を見せ、全日本大学駅伝ではアンカー8区での見事な逆転優勝の走りを見せました。そして12月の日本選手権10000mではついに27分台をマークしました。箱根では前回よりも調整期間が短い中で、その爆発力をどこまで発揮できるでしょうか。

 鈴木芽吹(1年) 20全日本:3区5位
   ―  /28分23秒2713分43秒07
全大学中で群を抜くルーキーの充実度を見せる駒澤大ルーキー世代の筆頭。トラックでの速さはもちろんの事、全日本インカレ5000m3位と勝負強さも抜群。ロードでも全日本大学駅伝でエース級が集まる3区で区間5位と健闘しチームの優勝を支えました。チームの中軸へ登り詰める勢いのルーキーイヤー、箱根ではどんな活躍を見せるかにも期待が集まります。


加藤淳(4年) 20全日本:1区3位  20箱根:8区11位
63分04秒28分52秒58/13分43秒61
2年生時から箱根を走っており豊富な経験が売りです。全日本インカレ5000mでは4位に入り、全日本大学駅伝でもスピードレースの1区で区間3位とスピード面は好調。過去2回区間中位となっている箱根では、リードを稼ぐ側になりたいところです。

小林歩(4年) 20全日本:7区4位  20箱根:7区5位
62分25秒/28分38秒75/13分44秒77
昨季の駅伝シーズンで本格ブレイクを果たした選手。豊富なスタミナに加え今季はスピード面もかなり力を伸ばしています。全日本大学駅伝では長距離区間の7区で上位に入っており、箱根でも往路の主要区間への起用が期待されます。

酒井亮太(2年) 20全日本:5区2位
64分14秒/28分53秒8713分56秒67
総合力を上げている期待の若手。春から秋にかけて非公認レースも含め10000m28分台を3度マークするなど安定感があり、全日本大学駅伝も快走を見せ優勝への貢献度は大きいです。箱根デビューとその活躍にも期待がかかります。

白鳥哲汰(1年)
  ―  /28分14秒8613分46秒78
全日本大学駅伝はメンバー外でしたが、11月から12月にかけてのトラックで躍動。特に10000mではチームのエース・田澤選手に次ぐチーム2番手のタイムをマークしています。この勢いを箱根出走へ繋げたいところです。


伊東颯汰(4年) 20全日本:4区7位  20箱根:5区13位
62分47秒(19年3月)28分45秒20/14分03秒80
神戸駿介(4年) 20箱根:9区13位
63分31秒29分28秒02(19年4月)13分55秒99
石川拓慎(3年) 20箱根:10区7位
63分07秒28分45秒9413分59秒41
佃康平(3年)
65分29秒/30分18秒54(18年12月)14分14秒11
花崎悠紀(3年)
64分48秒(18年11月)/29分25秒48/14分27秒05
山野力(2年) 20全日本:6区4位
63分14秒/28分36秒18/13分55秒92
円健介(2年)
68分46秒(19年2月)29分30秒30/13分58秒33
花尾恭輔(1年) 20全日本:2区11位
  ―  /28分30秒4813分54秒38
唐澤拓海(1年)
  ―  /29分36秒29/14分02秒87
青柿響(1年)
  ―  /28分20秒4213分47秒77

 ※※メンバー外となった主な選手※※

江口大雅(4年)
67分25秒(18年10月)/29分10秒51/14分06秒84
小島海斗(4年) 20箱根:4区5位
61分55秒29分39秒91(18年7月)14分13秒18
大西峻平(3年)
67分39秒/29分27秒55/14分05秒66
小野恵崇(2年)
49分34秒(16.09km)/29分13秒23/14分30秒48
中島隆太(2年)
66分00秒/29分04秒94/14分08秒82
赤津勇進(1年)
  ―  /28分30秒6413分56秒37

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 この秋のチーム内好タイム

 2020年9月~12月の5000m、10000m、ハーフマラソン(記録があれば)に関して、チーム内の好タイムをリストアップしてまいります。
※各列の左端は記録した競技会の開催日です。ただし、11/21~22の平成国際大長距離競技会の10000mはすべて11/21に統一しています。

 <5000m> 青字:エントリー選手
09/13 13分43秒07 鈴木芽吹(駒澤大・1年)
09/13 13分43秒61 加藤淳(駒澤大・4年)
09/22 13分43秒77 小林歩(駒澤大・4年)
11/29 13分46秒78 白鳥哲汰(駒澤大・1年)
11/29 13分47秒77 青柿響(駒澤大・1年)
10/04 13分55秒92 山野力(駒澤大・2年)
10/17 13分58秒33 円健介(駒澤大・2年)
10/04 13分59秒41 石川拓慎(駒澤大・3年)
09/22 13分59秒85 蓮沼直希(駒澤大・3年)
09/22 14分03秒80 伊東颯汰(駒澤大・4年)

10/17 14分05秒66 大西峻平(駒澤大・3年)
10/03 14分05秒80 安原太陽(駒澤大・1年)
10/04 14分06秒34 赤津勇進(駒澤大・1年)
09/22 14分06秒84 江口大雅(駒澤大・4年)
10/17 14分08秒82 中島隆太(駒澤大・2年)
11/15 14分09秒50 赤星雄斗(駒澤大・1年) 


 <10000m> 青字:エントリー選手 
12/04 27分46秒09 田澤廉(駒澤大・2年)
12/05 28分14秒86 白鳥哲汰(駒澤大・1年)
12/05 28分20秒42 青柿響(駒澤大・1年)
11/23 28分23秒87 鈴木芽吹(駒澤大・1年)
11/23 28分30秒48 花尾恭輔(駒澤大・1年)
11/23 28分30秒64 赤津勇進(駒澤大・1年)
11/23 28分36秒18 山野力(駒澤大・2年)
10/04 28分38秒75 小林歩(駒澤大・4年)
11/23 28分45秒20 伊東颯汰(駒澤大・4年)
11/23 28分45秒94 石川拓慎(駒澤大・3年)

10/04 28分52秒58 加藤淳(駒澤大・4年)
11/23 28分53秒87 酒井亮太(駒澤大・2年)
11/14 29分04秒94 中島隆太(駒澤大・2年)
11/23 29分10秒51 江口大雅(駒澤大・4年)
10/04 29分25秒48 花崎悠紀(駒澤大・3年) 
12/05 29分27秒33 皆木晴(駒澤大・2年)


 <ポイント>
01. 1つの競技会に大人数で出場するというよりは様々な競技会に比較的少人数で参加する形で、この秋は様々な競技会で駒澤大学の名前が出ました。トラックの高速化の波にもしっかり乗って、エース・田澤選手の10000m27分台をはじめ、5000m13分40秒台や10000m28分台前半など非常に高い水準のタイムを複数の選手がマークしています。中でも、10000mで1年生選手5名が28分台前半~28分台半ばをマークした事には多くの関係者やファンを驚かせています。

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 各区間の情報

 箱根駅伝の1~10区に関して、
 ・ 各区間の候補選手となりそうな選手について
 ・ チームの勝負ポイント、起用傾向
 ・ 直近5大会におけるチーム最速タイム

 などの情報をお伝えしてまいります。



 <1区>

 【 主な候補選手  
加藤淳(4年)  <メディア予想>
63分04秒28分52秒58/13分43秒61

小林歩(4年)  <箱根経験者>
62分25秒/28分38秒75/13分44秒77

鈴木芽吹(1年)  <全日本出走者>
  ―  /28分23秒2713分43秒07
 【 12/29 区間エントリー選手  
加藤淳(4年)
63分04秒28分52秒58/13分43秒61
 【 01/02 本大会出走選手  
白鳥哲汰(1年)
  ―  /28分14秒86/13分46秒78
※過去の傾向に関して見落としがあったため、候補選手を一部変更しました。
※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<箱根経験者>:過去に箱根駅伝出場経験のある選手(直近5大会で当該区間の箱根駅伝経験者の起用率が高い大学に限定します)
<全日本出走者>:今季の全日本大学駅伝に出走している選手(直近5大会で当該区間の全日本大学駅伝出走者の起用率が高い大学に限定します)

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 62分07秒
2020年
~蒲田
 (15.2km)
 43分42秒
2020年
~鶴見中継所
 (6.1km) 
 17分38秒
2019年

 <ポイント>
01. メディア予想では1区志望の加藤選手が有力候補に。また過去の傾向では1区は箱根経験者が多く、かつ全日本大学駅伝の出走者の起用が続いています。さらには若手選手を中心に1区志望の選手が複数控えており、1区を意識する選手は多そうです。

02. 直近5大会中1桁順位が4回と、1区での流れ作りはある程度できています。ただ、少し手を焼いているのは高速レースの展開。16年大会では蒲田(15.2km)までで先頭集団から遅れ、20年大会でも終盤のスパート合戦には残れていません。スピードランナーの層は出場チーム中トップを争うレベルですので、1区は対応力に期待のかかる選手に託したいでしょう。

 <2区>

 【 主な候補選手  
小林歩(4年)  <メディア予想>
62分25秒/28分38秒75/13分44秒77

田澤廉(2年)  <総合型>
61分25秒(21.4km)/27分46秒09/13分37秒28

加藤淳(4年)  <総合型>
63分04秒28分52秒58/13分43秒61
 【 12/29 区間エントリー選手  
田澤廉(2年)
61分25秒(21.4km)/27分46秒09/13分37秒28
 【 01/02 本大会出走選手  

※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<総合型>:2区の距離・レース展開に対応できる高い総合力のある選手

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 68分04秒
2016年
~横浜駅前
 (8.2km)
 23分22秒
2016年
~権太坂
 (7.0km) 
 20分44秒
2019年
~戸塚中継所
 (7.9km)
 23分36秒
2019年

 <ポイント>
01. 3大会連続で2区を走った山下選手が卒業し、世代交代となる2区。メディア予想では豊富なスタミナが武器の小林選手が候補となるほか、田澤選手など総合力のある中軸選手は候補となるでしょう。

02. 近年の駒澤大の2区は、スペシャリストを見つけてその選手に複数年2区を託す傾向があります。先代の山下選手も初の2区抜擢の際は、持ちタイムよりも駅伝実績で選ばれた部分があり今回仮にスペシャリストを探す場合は意外な人選もあるかもしれません。そんな2区に今求められているのは箱根の高速化への対応力。山下選手も最終学年の前回はそこに苦戦しており、優勝を狙う上では今回走る選手には最低ラインでも67分台の走りが求められそうです。


 <3区>

 【 主な候補選手  
田澤廉(2年)  <経験者>
61分25秒(21.4km)/27分46秒09/13分37秒28

酒井亮太(2年)  <総合型>
64分14秒/28分53秒8713分56秒67

鈴木芽吹(1年)  <全日本出走者>
  ―  /28分23秒27/13分43秒07

山野力(2年)  <全日本出走者>
63分14秒/28分36秒18/13分55秒92
 【 12/29 区間エントリー選手  
青柿響(1年)
  ―  /28分20秒4213分47秒77
 【 01/02 本大会出走選手  
小林歩(4年)
62分25秒/28分38秒75/13分44秒77
※過去の傾向に関して見落としがあったため、候補選手を一部変更しました。
※※補足※※
<経験者>:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<総合型>:勝負どころの3区を任せられる総合力のある選手

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>
※前回大会から最初の定点が遊行寺坂から藤沢に変更となったため、共通の定点でのタイムのみを記載します。

タイム
 記録した年
 区間総合
 61分25秒
2020年
~茅ヶ崎
 (14.3km)
 40分39秒
2020年
~平塚中継所
 (7.1km) 
 20分46秒
2020年

 <ポイント>
01. 前回、田澤選手がインパクトを残した3区。田澤選手の続投も充分可能性がありますが、その他には酒井選手が3区志望であり、1区・2区に続き全日本大学駅伝出走者の起用が続いています。

02. 3区は直近5大会全てで区間1桁順位、うち3大会では区間5位以内となっており、駒澤大が本格的に勢いをつける区間となっています。そのいずれも1~3年生の選手という事で、下級生のうちから安定感があり監督の信頼を勝ち取っている選手が起用されているとも言えます。

 <4区>

 【 主な候補選手  
加藤淳(4年)  <経験者>
63分04秒28分52秒58/13分43秒61

鈴木芽吹(1年)  <メディア予想>
  ―  /28分23秒2713分43秒07
 【 12/29 区間エントリー選手  
酒井亮太(2年)
64分14秒/28分53秒8713分56秒67
 【 01/02 本大会出走選手  

※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 62分01秒
2020年
~二宮
 (8.9km)
 25分55秒
2020年
~小田原中継所
 (12.0km) 
 36分06秒
2020年

 <ポイント>
01. 2大会前に加藤選手が出走している4区。前回好走した小島選手がメンバー外となり、メディア予想ではゴールデンルーキーの鈴木選手の名前が挙がっています。

02. 4区が20.9kmに変更となった初年度は当時のエースが苦しめられましたが、それ以降は区間5位が2回と区間中位となっており、比較的4区は攻略できています。中軸クラスの選手の起用も予想される今大会では、さらにリードを稼ぐ区間と出来るでしょうか。

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 <5区>

 【 主な候補選手  
伊東颯汰(4年)  <経験者>
62分47秒(19年3月)
28分45秒20/14分03秒80

佃康平(3年)  <選手希望>
65分29秒/30分18秒54(18年12月)14分14秒11

加藤淳(4年)  <8区経験者>
63分04秒28分52秒58/13分43秒61
 【 12/29 区間エントリー選手  
円健介(2年)
68分46秒(19年2月)29分30秒30/13分58秒33
 【 01/02 本大会出走選手  
鈴木芽吹(1年)
  ―  /28分23秒27/13分43秒07
※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<選手希望>:スポーツメディアの選手アンケートで希望区間に挙げた選手
<8区経験者>:5区へのコンバートが期待できる8区に出走経験がある選手(※近年の大会で8区経験者の5区起用があった大学に限定します)

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 72分23秒
2019年
~大平台
 (7.0km)
 22分55秒
2019年
~芦之湯
 (8.8km) 
 33分22秒
2019年
~芦ノ湖GOAL
 (5.0km)
 15分51秒
2016年

 <ポイント>
01. ここ2大会は伊東選手が走っている5区。その伊東選手の続投が最も可能性が高いとみられていますが、その他には佃選手が5区志望であり、また過去には8区経験者のコンバート起用もありました。

02. 5区が20.8kmになった最初の大会の区間賞は駒澤大。その後、19年大会でも初めての5区で箱根デビューとなった伊東選手が72分台で走っています。しかし、前回大会は続投した伊東選手が本来の走りを発揮できず、さらに箱根の高速化も重なって順位を落とす結果に。5区の実績でリードを許しているライバルとのを詰めるためには70~71分台を狙う走りが求められそうです。

 <6区>

 【 主な候補選手  
山野力(2年)  <メディア予想>
63分14秒/28分36秒18/13分55秒92

花崎悠紀(3年)  <選手希望>
64分48秒(18年11月)/29分25秒48/14分27秒05

唐澤拓海(1年)  <選手希望>
  ―  /29分36秒29/14分02秒87
 【 12/29 区間エントリー選手  
花崎悠紀(3年)
64分48秒(18年11月)/29分25秒48/14分27秒05
 【 01/02 本大会出走選手  

※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<選手希望>:スポーツメディアの選手アンケートで希望区間に挙げた選手

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 58分46秒
2020年
~芦之湯
 (4.8km)
 16分06秒
2020年
~大平台
 (8.6km) 
 22分10秒
2019年
~小田原中継所
 (7.4km)
 20分23秒
2020年

 <ポイント>
01. ここ2大会は卒業した中村大成選手が走り世代交代のタイミングの6区。メディア予想では山の選手が候補となり、花崎選手、唐澤選手が6区志望となっています。

02. 16~18年大会では区間中位に届かないこともあり比較的苦戦を強いられていましたが、ここ2大会は中村大成選手がともに区間6位。60~61分台だったタイムも58分台まで更新し、箱根の高速化にも対応できています。新たに走る選手にとって58分台はややハードルが高いかもしれませんが、6区を有利な区間として維持するためにもその領域を狙いたいところです。


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 <7区>

 【 主な候補選手  
小林歩(4年)  <経験者>
62分25秒/28分38秒75/13分44秒77

酒井亮太(2年)  <メディア予想>
64分14秒/28分53秒8713分56秒67

山野力(2年)  <選手希望>
63分14秒/28分36秒18/13分55秒92

花尾恭輔(1年)  <選手希望>
  ―  /28分30秒4813分54秒38

白鳥哲汰(1年)  <期待の若手>
  ―  /28分14秒86/13分46秒78
 【 12/29 区間エントリー選手  
花尾恭輔(1年)
  ―  /28分30秒4813分54秒38
 【 01/02 本大会出走選手  

※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<選手希望>:スポーツメディアの選手アンケートで希望区間に挙げた選手
<期待の若手>:箱根デビューが期待される若手選手(近年の大会で7区で1~2年生の箱根デビューがあった大学に限定)

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 63分27秒
2020年
~二宮
 (11.6km)
 34分02秒
2020年
~平塚中継所
 (9.7km) 
 29分18秒
2016年

 
<ポイント>
01. 前回小林選手が区間5いで走っている7区。メディア予想では酒井選手が候補となり、山野選手や花尾選手が7区志望、また白鳥選手の様な往路志望のスピードランナーも7区は適性が期待されます。

02. 7区はたまに区間中位で流れを作れない時もありますが、区間5位以内となる事も多いです。特にここ2大会はいずれも箱根デビューの選手を起用して区間5位以内となっており、良い流れが出来ています。今回候補者が多いですので、この流れを維持して優勝へ勢いをつける区間としたいところです。

 <8区>

 【 主な候補選手  
加藤淳(4年)  <経験者>
63分04秒28分52秒58/13分43秒61

伊東颯汰(4年)  <選手希望>
62分47秒(19年3月)28分45秒20/14分03秒80
 【 12/29 区間エントリー選手  
伊東颯汰(4年)
62分47秒(19年3月)28分45秒20/14分03秒80
 【 01/02 本大会出走選手  
佃康平(3年)
65分29秒/30分18秒54(18年12月)14分14秒11
※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<選手希望>:スポーツメディアの選手アンケートで希望区間に挙げた選手


 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 64分50秒
2019年
~茅ヶ崎
 (6.7km)
 19分59秒
2019年
~遊行寺
 (8.9km) 
 26分46秒
2019年
~戸塚中継所
 (5.8km)
 18分02秒
2016年

 <ポイント>
01. 前回は加藤選手が走った8区。小島選手をはじめメンバー外となった選手に8区志望が多いため候補者の予想が難しくなっています。経験者の加藤選手や5区と共に8区を志望する伊東選手の名前が挙がりますが、過去の起用傾向にはばらつきがあるため新たな選手の抜擢も充分可能性があります。

02. 直近5大会の成績は、区間5位以内が2回と区間中位が3回となり結果が二分されます。ライバルには8区を稼ぎどころとするチームもいるため、優勝を目指す上では区間3位以内は目指したい区間です。区間5位以内となった大会は前半の内容から勢いが出ているため、そういった走りを目指せる選手を見出したいところです。

 <9区>

 【 主な候補選手  
神戸駿介(4年)  <経験者>
63分31秒29分28秒02(19年4月)13分55秒99

小林歩(4年)  <選手希望>
62分25秒/28分38秒75/13分44秒77
 【 12/29 区間エントリー選手  
山野力(2年)
63分14秒/28分36秒18/13分55秒92
 【 01/02 本大会出走選手  

※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<選手希望>:スポーツメディアの選手アンケートで希望区間に挙げた選手

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 69分49秒
2016年
~権太坂
 (7.7km)
 23分02秒
2019年
~横浜駅前
 (6.8km) 
 20分16秒
2018年
~鶴見中継所
 (8.6km)
 26分17秒
2016年

 <ポイント>
01. 前回9区を走った神戸選手の続投が有力視されている9区。他には2区候補となっている小林選手も9区を志望しています。

02. 16~19年大会ではいずれも区間5位と稼ぎどころだった9区ですが、前回大会では落とし穴が。タイム自体はそれまでの大会とほぼ同じでしたが、箱根の高速化によって全体の水準が上がり区間中位となる結果に。特に慎重なペースで入った前半でタイム差が生まれてしまったので、今回出走する選手にはそこの改善が求められそうです。


 <10区>

 【 主な候補選手  
石川拓慎(3年)  <経験者>
63分07秒28分45秒9413分59秒41

山野力(2年)  <スタミナランナー>
63分14秒/28分36秒18/13分55秒92

円健介(2年)  <箱根デビュー>
68分46秒(19年2月)29分30秒30/13分58秒33

青柿響(1年)  <箱根デビュー>
  ―  /28分20秒42/13分47秒77

 【 12/29 区間エントリー選手  
神戸駿介(4年)
63分31秒29分28秒02(19年4月)13分55秒99
 【 01/02 本大会出走選手  
石川拓慎(3年)
63分07秒28分45秒9413分59秒41
※※補足※※
<経験者>
:過去にその区間を走った事がある
<メディア予想>:スポーツメディアの区間予想で名前の挙がった選手
<スタミナランナー>:23km区間に耐えられるスタミナ自慢の選手
<箱根デビュー>
:今回が箱根デビューの有力な選手(直近5大会で当該区間の箱根デビュー選手の起用率が高い大学に限定します)

 <直近5大会におけるチーム最速タイム>

タイム
 記録した年
 区間総合
 70分21秒
2020年
~蒲田
 (5.9km)
 17分47秒
2020年
~新八山橋
 (7.4km) 
 22分41秒
2020年
~大手町GOAL
 (9.7km)
 29分53秒
2020年

 <ポイント>
01. 前回大会で石川選手が出走した10区。石川選手の続投が有力視されていますが、他にも過去の傾向ではスタミナ水準の高い選手や若手選手の箱根デビューの区間にもなっているため、それに該当する選手は候補となるかもしれません。

02. 16年~19年大会の成績は区間4~13位とまちまちで、タイムはいずれも72分~72分半のあたりでまとまっていました。そして、箱根の高速化が起きた前回大会は石川選手が70分台前半で走り抜き、見事に高速化に対応しています。優勝争いの上では要所となる事は避けられない10区。その人選には注目が集まります。

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